デイトレードでは枚数やロットを上げることでより利益が出せるようになります。この記事では具体的な枚数の増やし方をまとめました。
枚数のトレードルール
私は225先物でスキャルピングをしています。枚数は主にミニ10枚でトレードしており、月間成績+200を目標にしています。金額にすると+20万円ほどになります。
今回のテーマである枚数についてですが、自分で決めたトレードルールがあります。
「月間成績+200を達成したら、ミニ1枚ずつ増やす」
これがマイルールでNST(のんたんスキャルピングチーム)の受講生にもそのように教えています。目標をクリアしたら、1枚ずつ着実にレベルアップしていくスタイルです。
卒業生の中にはミニ22枚でトレードをしているメンバーもいます。毎月40万円以上の利益を得ており、今も順調に枚数を増やしています。
デイトレードの枚数については急に増やすのではなく、目標を達成したら徐々に増やしていく方が無理なくレベルアップできると思います。
枚数を増やすか?値幅を狙うか?
ここまでの話からは想像がつきにくいかもしれませんが、枚数を増やすのは実はとても難しい事です。スキャルピングだからこそ枚数が増やしやすいという面は大いにあります。
特に値幅を狙う場合は、1つ間違えると大きなロスカットにつながります。ミニ10枚・20枚といった枚数を入れるにはかなりの勇気が必要になります。
枚数を増やせないのであれば、その分値幅を取らないと利益は伸ばせません。しかしこれもまた難しく、高いトレードスキルが求められることになります。
1番大切なのは“方向性を決める”ことです。
具体例を出します。
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《目標》月収10万円を達成する
1、ミニ2枚で値幅+500を取る
2、ミニ5枚で値幅+200を取る
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どちらが正解とかではありません。どちらかを選ぶことが重要なんです。
覚悟が弱いトレーダーほど値幅と枚数の両方を追い求めたがる傾向があります。進むべき方向性が決まっていないと、中途半端になって結局どちらも伸ばせません。
私は値幅を捨てて、スキャルピングのスペシャリストになる道を選びました。そして枚数を段階的に増やしていくためのルール作りを行いました。
値幅を狙うか、枚数を増やすかでトレードルールはまったく変わってきます。だからこそ方向性を決める事が重要なのですが、できていない人が圧倒的に多いです。
目先の利益を考えると、どうしても両方を追いたくなってしまうんですよね。気持ちはとてもよくわかるのですが、それをやるとトレードの軸がぶれてしまいます。
NSTの卒業生を見ても、スペシャリストタイプの方が伸びています。言い方を変えれば、どちらかを完全に捨てられるトレーダーは強いという事です。
まとめ
今回は「枚数」をテーマに記事を書いてきました。225先物以外の株やFXのデイトレードでも基本的な考え方は変わりません。
1番のポイントはトレードルールにあります。値幅を狙うにしても、枚数を増やすにしても土台となるものは必ず持っておくようにしてください。
中級者向けの内容ですので、初心者の方はちょっとまだ理解できないかもしれません。ただ枚数と値幅の選択は必ずやってくるので、そのときはこの話を思い出してみて下さい。
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