デイトレでよく使われているテクニカル指標の代表格にボリンジャーバンドがあります。今回はボリンジャーバンドを使った勝ち方について記事にしました。
ボリンジャーバンドを使った勝ち方
画像引用元:https://orekabu.jp/bollinger-band/
ボリンジャーバンドは中心となる移動平均線から、1σ、2σ、3σと上下に線を引きます。買われ過ぎ・売られ過ぎを判断するのに有効なテクニカル指標です。
詳しい説明はネットで検索すれば情報が豊富にありますので、この記事ではボリンジャーバンドを使った勝ち方にポイントを絞っていきます。
ボリンジャーバンドの活用方法は1つではありません。順張りでも逆張りでも使えますし、利確やロスカットの目安としても使うことができます。
他のテクニカル指標、例えばストキャスやRSIなどと組み合わせることでさらに信頼性を高めることができます。その使いやすさから多くのトレーダーがチャート画面に表示しています。
これまでに色々と検証してきましたが、その中で最も興味を持ったのが±3σの逆張り狙いです。詳しく書いていきます。
ボリンジャーバンド±3σの逆張り狙いは勝てる?
3σはボリンジャーバンドの中でも最終関門と言われています。+3σ~-3σの範囲内に収まる確率は99.73%です。逆に考えると、±3σをはみだす確率は0.27%に過ぎません。
そこで有効になってくるのが±3σをはみ出したところの逆張り狙いです。+3σを上に抜けたら売り、-3σを下に抜けたら買いという戦略になります。
結論から言うとこの手法は、高確率で勝てます。株でもFXでも日経平均先物でもいつまでも上昇したり、下落したりするわけではありません。
どこかで必ず調整やリバウンドが入るので、そこを±3σを目安にして狙い打つという手法は理論的にも有効です。2σでも使えますが、3σの方がより信頼性は増します。
しかし強力なトレンドが発生している場面での逆張りですので、短期トレードに徹するべきでしょう。先物ならば10円~20円程度、FXならば10pips~20pips程度を目安に利益確定を狙います。
失敗しないコツは?
失敗しないコツとしては、チャートの時間軸を長めにする事です。1分足や5分足、15分足などではボリンジャーバンドの幅が上下にどんどん拡大していきます。
するとエントリー時点では±3σからはみ出していても、次のロウソク足では範囲内に収まっているという事態が起こります。そうなるとエントリー根拠が崩れてしまいます。
改善策としておすすめなのは、1時間足を軸にすることです。1時間足で±3σ範囲外にはみ出すケースは頻繁にはありませんが、週に数回はチャンスが来ます。
±3σを大きくはみ出した分だけチャンスが広がります。そこを短期トレードで狙い打つやり方が、ボリンジャーバンドでは1番勝ちやすいと感じています。
過去の実戦データを検証してみたところ、この戦略での成績は30戦25勝・勝率は83%という数字でした。
注意点としては値幅を狙うとうまくいかないので、あくまでも短期トレード・スキャルピングに徹することです。欲を出すとNGです。
下手な投資教材を買うよりも、この手法1つ覚えておく方がよほど勝てると思います。ぜひ実戦で生かしてみて下さい。
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