225先物でのストップロスについて、私の実体験を元に記事にまとめてみました。ロスカットラインを決める際にぜひ参考にしてみて下さい。
ロスカットとは?ストップロスとは?
本題に入る前にロスカットについて考えてみます。まず投資で勝率100%は不可能ですので、ロスカットは必ず行う必要があります。
株・FX・225先物・仮想通貨と投資対象が変わっても、ロスカットの重要性は変わりません。相場から退場になるトレーダーは例外なく、ロスカットが遅れて大きな損失を出した事が原因です。
つまりトレーダーとして生き残っていくためには、ロスカットがうまくならなければいけません。逆に言えばロスカットがうまくできる人は、長く相場で生き残れる素質があります。
優秀トレーダーは例外なくロスカットに対して自分なりの基準を持っています。「この価格まで下がったら、どんな理由があってもロスカットをする」と決めて実行しています。
現在ほとんどの証券会社で逆指値注文ができますので、ストップロス設定が可能です。ロスカットに自信がない初心者や初級者は大いに活用するべきだと思います。
大事なことなのでもう1度書いておきます。ロスカットはトレードでは絶対にしなければいけません。塩漬けは退場につながるという強い意識を持つ事が大切です。
225先物のストップロス設定は?
ここからが今回の本題になります。225先物でのストップロス設定はいくらにすればよいのか?という点について検証していきます。
私は投資歴9年目になりますが、よくトレーダー仲間から「負けないトレーダー」だと言われています。非常に光栄なことですが、実際には結構負けています(苦笑)
そこをうまくカバーできているのは、すばやいロスカットとストップロスを徹底しているからだと思います。守備に関しては攻撃以上に重視しています。
具体的なストップロス設定ですが「-50円」です。到達した時点でポジションをすべて決済します。ただ、なるべく引っかからないように早いロスカットを心がけています。
私の運用プランは50万円につきミニ1枚です。ミニ1枚でストップロスを食らうと-5000円の損失という計算になります。パーセンテージにすると「-1%」です。
この設定にしてから大負けがなくなり、トレード成績が安定するようになりました。仮にストップロスになっても数日あれば十分に取り戻すことが可能です。
ロスカットルールが守れない
最後によく相談を受ける悩みを紹介します。
「ロスカットが苦手です。大事だとはわかっていますが、ルールを決めてもその通りにできません。ロスカットした後に値を戻す場合も多く、その時はすごく悔しいです」
私もロスカットが苦手で、散々大負けを繰り返してきました。ルール通りにやれない自分のふがいなさにうんざりしたことも多々あります。だからこそ痛いほど気持ちはわかります。
しかしロスカットが甘いと遅かれ早かれドカン負けを食らいます。いわゆるコツコツドカンで、一撃で相場から退場になるケースも珍しくありません。
勝ち組トレーダーと負け組トレーダーの決定的な違いは、過去の苦い経験から学び適切な対策が打てるかどうかだと思います。
その代表例がストップロスで、勝ち組トレーダーは過去の失敗から自分を守るための対策をしっかりと行っています。逆に負け組トレーダーはロスカットラインが曖昧でドカン負けを繰り返します。
勝ち組を目指したいのであれば、ストップロスは必ず設定するようにして下さい。また決めたルールは必ずやり抜く意志の強さが重要であると私は考えています。