スキャルピングは利益がほとんど残らないので、勝っても意味がないというのは本当なのでしょうか?検証していきます。
スキャルピングは意味がない?
私はデイトレーダーとしてブログやメルマガで情報発信をしています。読者様からはいつも温かいメッセージを頂き、とても感謝しています。
一方でスキャルピングに対する批判的な意見もあります。今回はそこにスポットを当てて記事を書いてみたいと思います。
なかでも多いのがこのような指摘です。
「手数料を引いたら利益はほとんど残らないんじゃないの?」
「小さな値幅だけ取ってもあまり意味がない気がします」
「儲からないのでスキャルピングは禁止にしています」
要約すると、値幅が取れないトレードはあまり意味がない。スキャルピングはせこい、しょぼい、楽しくないというところです。
この気持ちは確かにわかります。1回のトレードでたくさん勝てるのならば、その方が効率的ですよね。
ここで改めて疑問点を整理してみます。
★手数料を引いたら利益はほとんど残らないのか?
★小さな値幅を取るだけでは本当に意味がないのか?
★スキャルピングは禁止にするべきなのか?
ここからは1つ1つのテーマについて見解を書いていきます。
スキャルピングでかかる手数料とは?
まずは手数料問題です。スキャルピングを議論するうえで必ず出てきます。
得られる利益が少ない分、当然気になる部分ではないかと思います。
具体的に考えていきます。先物ミニ1枚当たりの手数料は片道約50円。往復だと100円になります。
+10円の利確の場合は+1000円の利益が出ます。そこから往復分の手数料100円を引くと利益は900円です。
ちょうど10%分の手数料を取られることになります。+5円で利確した場合は2倍になるので、20%の手数料です。
つまり少なくても80%は利益として手元に残ることになります。
“利益がほとんど残らない”という指摘は正しいとは言えません。
スキャルピングは勝っても意味がない?
私がスキャルピングで意識しているものがあります。それが月間成績と年間成績です。
具体的には月間+200、年間で+2400という数字を目標にしています。月間+200を達成した翌月はミニ1枚ずつ枚数を上げていきます。
この運用プランで6か月間の月収を考えていきます。
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1か月目 +200 ミニ1枚 月収2万円
2か月目 +200 ミニ2枚 月収4万円
3か月目 +200 ミニ3枚 月収6万円
4か月目 +200 ミニ4枚 月収8万円
5か月目 +200 ミニ5枚 月収10万円
6か月目 +200 ミニ6枚 月収12万円
↓
10か月目 +200 ミニ10枚 月収20万円
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5か月後には会社の給料とは別にトレード収入で10万円を。10か月後には20万円を得られるようになります。
手数料を20%として差し引いても、10万円以上の利益が十分に確保できます。
従ってスキャルピングは勝っても意味がないという指摘は当てはまりません。
スキャルピングを禁止にするべきか?
最後に「スキャルピングを禁止にするべきか?」についてです。
ここまでの話で結論は出ていますよね。
禁止どころか、どんどんやるべきです。何よりもスキャルピングは最大の長所があります。
「高勝率で長く安定して勝ち続けられる」
値幅を狙えば狙うほど、利確するのは難しくなります。またポジションを長く持てば持つほど、大負けするリスクは高まります。
それよりもチャンス場面だけを狙ってサクサク取った方が遥かに勝ちやすいです。トレード時間も短くて済みますし、効率的かつ安定的に稼ぐことができます。
90%のトレーダーは少しでも値幅を伸ばそうとしています。そして年間成績がマイナスです。いわゆる負け組ですね。
逆転の発想で考えてみましょう。
「10%の勝ち組に入るにはどうすればよいのでしょうか?」
答えはすごく簡単です。
こうあるべき論を捨てる。値幅を捨てる。
そこに気づいた時が私にとってスキャルピングトレーダーとしての出発点でした。月間成績+200を目標にするスタイルに変えてからマイナスの月はありません。
スリルを求めるのではなくて1番勝ちやすいトレードをする。それができればあなたの投資成績はガラリと変わってくるはずです。
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